チェマダン特別号「ウクライナ侵攻とロシアの現在」公開

チェマダンHP:https://chemodan.jp/

「特別号巻頭言より」

電子ジャーナル『チェマダン』は、二〇二二年二月二四日のロシア政府によるウクライナ侵攻を受けて、特別号を発行します。およそ七年ぶりの刊行です。 侵攻開始から三ヶ月が経過した五月末現在、依然として収束の道筋は見えていません。この間、日本国内においても、様々な情報が膨大に生み出され、そして消費されてきました。その情報は、いつしか個別性を失い、漠然としたイメージへと溶解してはいないでしょうか。人文学の役割が、大きなイメージを前に、いちど立ち止まり、思考することだとしたら、ここに集められた文章をそのための素材として位置付けたい。それは、一面的な「イデオロギー」を標榜するものではありません。本号は、あくまでもロシアの(複数の)文化を捉え直すこと、その複雑性を文字としてとどめ、一つの記録として残していくことを目的としています[……]

特別号「ウクライナ侵攻とロシアの現在」リンク▶︎【CHEMODAN 2022年特別号 PDF版】

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黒でも白でも、グレーでもない‐‐ 戦争の影響を受けたロシアの(複数の)文化を捉え直すこと、その複雑性を文字としてとどめ、一つの記録として残していくこと

【内容紹介】
・「ロシア文化」と侵攻をめぐる12本の諸論考・エッセイ
・侵攻を受けてのロシア人へのアンケート
・リノール・ゴラーリク『エクソダス‐22』

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ウクライナ侵攻後にロシアを考える論考、エッセイと、ロシア人へのアンケート。 文化・思想・歴史から現在のロシアの状況を考え、ロシアからの声を届けます。


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